2016/04/26

いいわけ




本当は皆様あっての我々になんてなりたくなかったんだよな、俺はPUNKでDIYでINDEPENDENTな人間になりたかったから。でもどこを切り取っても半端で軟弱な男だし、自分じゃ全然できないことばっかりで、いつしか思想や姿勢よりも演奏を重視するようになってきちゃった。もちろんまだまだ拙いものだけど、そっちの方が性に合ってたんだね。こんな自分が非常に残念だよ。

とまあ、この辺が本音の本音。
表立って何か強烈な思想を体現する人間、、を、そいつのすぐ後ろで座って鼓舞してる人間になりたかったんだよね。実際は今俺の眼の前にはパーティー野郎しかいないけど、最高に楽しんでるからそれでいいじゃない。
パーティー野郎も人間で、それぞれ色々抱え込んでて、どうしようもなくてどうにもならなくて、それでも無理して笑ってたりすんだもんな。その姿もまた美しいじゃない。
うちの人はただのパーティー野郎じゃなくて、強烈なパーティー野郎だしね。

メジャーデビューなんてもちろん誰にでもできることじゃないし、マジでできるかも?って時期にはメンバー全員それが欲しくて仕方がなかった。だから今はちゃんと嬉しいよ。
金が金を呼ぶ、資本に乗っかるなんてクソFUCKだと思ってたけど、気持ちのいい人に拾ってもらったから全然OK。

素晴らしいことなんだ。
バンドが自分らで御しきれないものになってしまっても、多くの人に触れてもらえる、その根本には俺たちの音楽しかないはずだ。

有難いことなんだ。
かかる人の手が何倍にもふくれあがって、そりゃみんな仕事だからやってんだけど、中には本当に俺たちを愛してくれる人もいるはずだ。

その分プレッシャーも相当なものになるよね。フロントマンなんてめちゃくちゃキツいはずだよね。今までよりもっとちゃんとしなきゃいけないことが増えて増えて増えて。
楽しんで乗り越えてもらえるように、支えてやらないとね。俺も足腰鍛えなきゃね。
他人事と思ってるわけじゃなくて、あなたたちが楽しんでる姿をずっと見てたいんだよ。態度や行動が伴ってない部分を挙げたらキリがないけど、いつも一緒に背負いたいと思ってる。

俺は本当にだらしないから、こういう気持ちを忘れないようにここに記しておきたかったんだよ。あくまでも前向きに。
全然更新されねーから、バンドのサイトのトップページからここへのリンクは消される予定。最後の更新になるかも?
素直な気持ちを書けてちょっとスッキリした。
どうもありがとう。
これからもよろしくね。